植物 の冬越し



「大ハウス」

山野草の冬越しー1

車庫を改造した大ハウスでの冬越しは雪布団。
大ハウスの大は大文字草の大で、小さな花と小さな小屋だが、名前だけは大きい。
この冬は暖冬で雪も少なく、生活は楽だが大ハウスの冬越しに雪は欠かせない。

1月13日、一晩で20pぐらいの積雪があり、ようやく並べた鉢に雪をかぶせることができた。
シャッターを下ろして、このあと寒さが続けば春まで雪は溶けずに持つが、
ここ6年で雪かけが一度で済んだのは一回だけ。
あとは一冬に2〜3回はシャッターを開けて、新しく雪を掛けなければならなかった。




大ハウスの中の様子は二階の窓から見ている。
木の枝に隠れて見えにくいが、
真っ白い雪布団の事なので溶け具合は直ぐにわかる

今年は暖冬で雪布団は一度だけで終わりそう。
この写真は2月22日のもので、中の雪はすっかり溶けている

乾き始めている鉢もあったので水をかけたが
2月の水やりは初めての経験だった。




Mハウス

山野草の冬越しー 2

玄関脇の小さな小屋は通称「Mハウス」
大文字小屋の大ハウスよりも小さい意味のMではなく、
この小屋の主だった猫、 ミャンの頭文字Mをつけたもの。

春から秋にかけては植え替えなどの作業場所になり
冬は山野草・花苗・寒さに強い多肉植物等の冬越しの場となる。

この冬は外の山草棚が傾いて危険なので、
いつもは外で冬を越す「イカリソウ」や「シャジン」もここで冬越し。
ポカポカと暖かいので、既に芽が動いているものもある。

1月21日



Mハウスの奥

通路を挟んで左が南側で日当たり良好。
右側が壁を背にして、日はあまり当たらないが極端な寒さからは守られている。

植え替えなどの作業場所も冬の間は鉢の置き場所となる。

気温の低い日はこのMハウス中の鉢も、総てカチンカチンに凍りつくが、
それでも大丈夫なものだけをここで冬越しさせる。

1月21日



二階の四畳半 (通称ネコ部屋)

冬越しの場所ー 3

多肉植物の殆どとフリージア等の鉢花、一部のランの冬越し場所。
普段使っていない南向きの四畳半。勿体ないのでネコと花の為に有効利用。

日当たりをよくする為に、摩りガラスの内窓を取り払い、カーテンだけにしている。

写真右はようやく咲き出したマーガレット。
冬越しさせるのは初めてだが、日当たり良好で、しかも暖冬。機嫌よく育っている。
   
  



この冬は記録的な暖冬で、2月25日までの間にスノーダンプでの雪かき回数は4〜5回程である。
去年も一昨年も毎日、朝昼夕と一日の間に何度も雪かきに出なければならなかったのがウソのようだ。

暖冬の、この冬と豪雪と言われた冬の比較写真はこちら
豪雪の年と暖冬


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